製品のハイライト
OpusはIETF(Internet Engineering Task Force) RFC6716として標準化されたオーディオコーデックです。低遅延、高音質、低ビットレート、完全固定ビットレートなどの特徴があります。
本製品は音声ガイダンス、電子辞書、ゲームBGM、インターホン等の製品に適した、低消費電力動作、低消費メモリ、短期間で組み込み可能なソフトウェアIPです。
製品型番
- エンコーダ : TM1395
- デコーダ : TM1396
特長
- 独自のコンピュータアルゴリズム「DMNA」により演算量を大幅削減しており、低消費電力動作が可能です。
- 各種プロセッサに実装可能なソフトウェアであり、ARMをはじめ様々なプロセッサ用ライブラリを提供可能です。
- シンプルなAPIインターフェースにより組み込みが容易で、開発期間の短縮に寄与します。
- ライブラリはスレッドセーフであり、複数ストリーム同時エンコード、デコードが可能です。
- 2つのアルゴリズム(オーディオ用途部、音声用途部)から成るOpusのいずれか一方のみとしたライブラリも提供可能で、用途に応じてコード量とメモリ量の削減が図れます。
- 組み込み用Opusデータが作成できるWindows用オーサリングツールをオプションにて用意しており、用途に応じたOpusデータの作成がGUI操作で容易に行なえます。
仕様
ソフトウェアIP形態 |
C言語用ライブラリ |
準拠標準 |
IETF RFC 6716 |
サンプリング周波数 |
8、12、16、24、48 kHz |
ビットレート |
8 ~ 510 kbps (CBR、VBR) |
フレームサイズ |
2.5、5、10、20 msec |
アルゴリズム遅延 |
5 ~ 22.5 msec |
チャンネル構成 |
モノラル、ステレオ |
入出力データ形式 |
16ビットリニアPCM ⇔ Opus packet |
PCオーサリングツールGUI