テレビ会議システムや車載ハンズフリー通話用システムなど、マイクとスピーカを利用した通話を行う際には、スピーカからマイクに回り込む音(エコー)が通話の妨げになるため、エコーを消去する必要があります。また、このようなシステムでは周囲ノイズがマイクに入力されることも多いため、ノイズ低減処理も必要になります。
TMCでは、エコーやノイズを低減し音声明瞭度の高い通話が可能になるソフトウェアIPを開発し製品化しています。音楽再生中の音声認識の前処理としても有用です。
サンプリング周波数 | 8kHz、16kHz、24kHz、32kHz、48kHz |
入出力データフォーマット | 16ビットリニアPCM(モノラル) |
エコー消去量 | 最大約60dB |
消去可能なエコー長 | 最大128msec(カスタマイズ可能) |
背景雑音低減の強さ | 9段階の調整 |