JPEG XSエンコーダ/デコーダ

製品のハイライト

JPEG XS (ISO/IEC21122-1)は5Gの特長(高速・大容量・低遅延・多数同時接続)を活かしたアプリケーションで利用可能な標準規格で、近年ではライブ配信、プロフェッショナルビデオプロダクション、スマートファクトリの用途で注目されています。
そこでTMCでは、高速・高画質・低遅延を実現したJPEG XS エンコーダ/デコーダソフトウェアIPを開発しました。

特長

  • ビジュアリーロスレスで且つ低遅延なメザニン圧縮アルゴリズムにより、ストレスの無い高精細画像伝送を実現できます。
  • マルチコアプロセッサに対応しています。マルチスレッドにより一般的なCPUで4K(3840×2160画素)のリアルタイムエンコード/デコードを実現できます。
  • シンプルなAPI関数なので、アプリケーションへの組み込み期間が短縮できます。
  • ライン単位の圧縮/伸張処理なので、1ms以下の低遅延伝送が実現できます。

仕様

圧縮フォーマット JPEG XS(ISO/IEC 21122-1)
プロファイル Light 422.10、Light 444.12、Light-Subline 422.10                         Main 422.10、Main 444.12、Main 4444.12                                   High 444.12、High 4444.12
画像フォーマット Grayスケール画像                                         3コンポーネントカラー画像(RGB、YCbCr等)                           4コンポーネントカラー画像(RGBA等)
画像サイズ 10240 x 4320 pixel(最大)
画像ビット深度 8/10/12 bit
圧縮サイズ 1/2 ~ 1/16(目標圧縮サイズ設定により可変)
圧縮方式 CBR

このIPはYCbCr・YUVに対応しています。

 

使用例

ライブ配信での使用例


スマートファクトリでの使用例


ドキュメント

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ハードウェアIP

応用例

重機の遠隔操作