映像の分野では、高解像度化、高フレームレート化が進み、処理するデータ量が爆発的に増加しています。特に、5G伝送路の普及に伴い、遠隔操縦、自動運転、バーチャルリアリティなど、低遅延性が求められるニーズが高まっています。
このような多様なニーズに対応するため、TMCでは、視覚的ロスレスで低遅延なメザニン圧縮アルゴリズムであるJPEG XSを開発しました。JPEG XSは、映像コンテンツの伝送だけでなく、リモートセンシングにおける高解像度画像の圧縮伝送にも最適です。大容量の衛星画像やドローン映像を、画質を損なうことなく、高速かつ効率的に伝送することが可能になります。また、JPEG XSの低遅延性は、リアルタイムなモニタリングや分析に不可欠な要素です。
TMCのJPEG XS IPは、映像制作、放送、遠隔医療など、幅広い分野で活用可能で、今後も様々な分野での応用が期待されています。
圧縮フォーマット | JPEG XS (ISO/IEC21122-1) |
プロファイル | Light 422.10、Light444.12、Main422.10、Main444.12、High444.12 |
スループット | 4pixel/clock |
画像サイズ | 8192 × 4320 pixel (最大) |
画像フォーマット | RGB、YCbCr4:4:4/4:2:2/4:0:0 |
画像ビット深度 | 8/10/12bit |
圧縮サイズ | 1/2~1/20 (目標圧縮サイズ設定により可変) |
圧縮方式 | CBR(フレーム単位で固定) |
インタフェース仕様 | AXI4-Stream |
このIPはYCbCr・YUVに対応 しています
医療向け使用例
インフラ向け使用例
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